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メキシコペソでスワップを稼ぐ戦術

前回の記事「トルコリラとかメキシコペソとか」の続きです。

トルコリラやメキシコペソの高金利通貨を買ってスワップを稼ぐにしても、為替変動のことを考えると、やはり難しいし、そこまでやる価値があるのかなと前回記事を書いた後は思っていました。

ほぼあきらめていたのです。

ところが、あらためて前回記事を見たときに気づいてしまったのです。

この2つのチャートです。

メキシコペソ円

ユーロ円

メキシコペソ/円とユーロ/円のチャートですが、すごく似ています。

つまり、メキシコペソを買って、ユーロを売れば、為替変動のリスクをかなり抑えることができ、スワップを稼ぐことに専念できるというわけです。

これに気づいて私はすぐに始めました。

現在メキシコペソを40万通貨買い、ユーロ3万通貨売りで、毎日約600円のスワップが発生している状況です。

今後は毎月一定の資金を追加し、少しずつポジションを増やしていくつもりです。

トルコリラとかメキシコペソとか

高金利通貨トルコリラを買うことで、1万通貨あたり1日約100円のスワップ金利がもらえます。

1年で見ると、36500円です。

かりにFXでレバレッジなしで30万円で1万通貨買ったとしても、年利約12%にもなります。

しかし、唯一の懸念材料が為替の変動リスクです。

トルコリラ円

ここ10年で見ても、トルコリラは対円でずっと下落傾向にあります。

2015年と2016年だけを見ても、1年で10円程度下落しています。

これだとスワップ金利よりも下落による損失のほうが大きくなります。

そこで考えたのが、似たような値動きをするユーロを売るという方法です。

ユーロを売っておくことで、トルコリラの下落の損失を抑えられるのではないかと考えました。

ユーロ円

たしかに似たような動きをしていますが、完全に一致しているわけではありません。

とくにここ最近は、トルコリラが下落、ユーロが上昇という感じなので、ユーロ売りによる損失も加算されてしまいます。

これだとちょっとまずいです。

そこでもうひとつ考えたのが、まったく別地域の通貨を買うという方法です。

目を付けたのは、メキシコペソです。

メキシコペソ円

メキシコペソもトルコリラに迫る高金利通貨ですが、1メキシコペソ約6円とすでにかなり安くなっています。

ですから、ここから下げるとしても底が見えているとも言えます。

念のために、おとなりの米ドルを売っておくのもありかもしれません。

米ドル円

それとも、単純に時間を分散して高金利通貨を買ったほうがいいでしょうか。

しばらくチャートとにらめっこです。

合理的に見積もることが困難

今日の新聞を見ていて、経済面で2つの隣り合った記事が気になりました。

ひとつはベネッセで、今年の4~6月期の連結決算に260億円の特別損失を計上するということです。

例の顧客情報流出の対策費用で、この顧客にはうちの長男のものも含まれていますが、それはどうでもいいです。

気になったのは、通期の業績予想の見通しを取り下げたということです。

今回の件で新規の営業活動を停止しているので、「事業への影響を合理的に見積もることは困難だ」ということです。

もうひとつは、スカイマークの方です。

もともと赤字基調でしたが、国際線に参入するため、エアバスと大型機を6機購入する契約をしていました。

ところが支払いが滞ったことなどを理由に、エアバスから契約解除を通告され、約700億円の違約金の支払いを求められているというのです。

スカイマークは今回の契約ですでに約260億円の前払い金を支払っていますが、これが返還されない可能性もあるということです。

「現時点で影響額を合理的に見積もることが困難」

そのため2015年3月期の業績予想を修正することは見送りました。

このように、ベネッセもスカイマークも「合理的に見積もることが困難」という表現を使っています。

実に的確な表現だと思いました。

監査に関わるどこかの会計事務所が考えて、広く使われるようになった表現なのでしょうね。

私も日常の中でただ「わからない」というのではなく、「合理的に見積もることが困難」と言うようにしたいと思います。

妻はイラッとすると思いますが。

ソニーはダメだろうな

自分のこれまでの人生を振り返ってみると、ソニーには随分と甘い顔をしてきました。

テレビはずっとソニーだったし、ほかにもいろいろとソニーの製品を買ってきました。

でも今のソニーは私が知っているソニーとはだいぶ違ってきたように思えます。

ついにパソコン事業からも撤退します。

そのため他の電機メーカーと比較すると、2014年3月期の決算は「独り負け」となってしまいました。

これからは「浮き沈みの激しい消費者向けの依存度を減らし、安定した収益が見込める企業向けを増やしたい」そうです。

新聞でこのコメントを読んだとき、ダメだなと思いました。

ソニーは個人消費者に支えられてきたはずです。

それを捨てるとは、もはや自信がないのでしょうね。

企業向けなんかは他社の追随でしかありません。

創業者がいなくなってもうどれくらいになるでしょうか。

ソニーにはトップから下までもはや挑戦者がいないのか。

すでに寿命を迎えてしまったのかもしれません。