昔から肥満の人には糖尿病などの慢性疾患になる人が多いのが事実です。

近年の研究でその詳細なメカニズムがわかってきました。

それがよく聞くようになった「メタボリック・シンドローム(メタボリック症候群)」です。

肥満の中でもお腹周りにつく内臓脂肪が原因となり、代謝障害が複合的に起こり、さらに動脈硬化が進行します。

お腹の脂肪は決して見た目だけのことではありません。

軽視せず、早期に改善に取り組むことが健康を守るベースになります。

ぽっこりお腹が引き起こす病気

お腹の周りについた内臓脂肪は、生活習慣病を中心とする様々な病気の危険因子となります。

中には、命にかかわる怖い病気もあります。

・高尿酸血症・痛風
・急性膵炎
・ガン
・脂肪肝
・腰痛・関節痛
・睡眠時無呼吸症候群
・高血糖(糖尿病)
・高脂血症
・高血圧
・心筋梗塞
・脳卒中

生活習慣病について

生活習慣病とは、かつて「成人病」と呼ばれていた疾患群に代わる名称として、1990年代末から使われ始めた言葉です。

疾患が起こる原因は、生活習慣(過食・偏食、運動不足、過度の飲酒、喫煙)、加齢、遺伝、ストレスなどで、このうち生活習慣が主な原因で起こる病気を「生活習慣病」と言います。

代表的な病気としては、糖尿病、高脂血症、高血圧、高尿酸血症、肥満症などのほか、心臓病、脳卒中、ガンがあります。

多くの生活習慣病は早期には死に至らないものの、その危険性を増す病気として考えられています。